今月のメッセージ

スペインの経済と庶民の生活について

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先月、25日から今月の四日にわたってスペインに行って参りました。

スペインの土地は広大ですが、何せ岩と石ころと痩せた土です。

何処を走っても、畑は少なく放牧も少ない気がしました。

ひょっとすると高速道路沿いには、そうした農業が見られなかったのかもしれませんが、とにかく土地が痩せていて、木々も山々には少なく、なんとなく殺風景な景観でした。

ホテルでのサービスものんびりしたもので日本のようなスピードある応対はまず、期待できません。

ホテルでの食事も野菜料理が少なかったですね。

肉は、豚肉料理はありましたが、牛肉も少なかったようです。

子豚の丸焼きを現地料理で食べましたが、鶏肉のような感触でした。これは、子豚が成長する前に料理するからだと言う事です。

貧しい人も結構いるみたいで、所得もかなり低いようです。

でも、スペインの子どもたちは明るく、子どもの教育もすべて無料ということでした。

時差の関係で、昼食は二時に食べるようで、食後は昼寝は欠かせないようです。それで、お店はそのころは閉まっています。

しかし、最近は売り上げを上げる為にデパートなど店を開けているところもあるそうです。

資本主義経済構造というのは、古東哲明氏が言っているように前望構造になっていますから、「スピード」なくして市場競争には勝てません。

そうした前望構造がよいことなのか?わかりませんが、スペイン人にとってはとても違った生活習慣を営んでいますから、そうしたことがなかなか受け入れられないのです。

スペインの経済危機は、まさに、そうした生活リズムと前望構造とがぶつかりあったところにあるようです。

もし、こうした資本主義経済の前望構造が受け入れられれば、国としての経済再建の道はあるかと思いますが、そうなるとスペインという国も他国と同じような同一的な存在となり、文化というものが世界遺産にだけ残されて他国と同じ画一的な文化になってしまいそうです。

これは、どうも資本主義経済がもたらす文化というものは、リアルタイムでスピードに乗った画一的な世界を構築していくことになっているようですね。

それが人類にとって良いことかどうかはわかりません。

スペインの気候は寒くても一旦晴れると刺すような強い日差しがあって、昼間でも警察官が気軽に昼食時にビールを飲んでいたのがとても印象に残りました。

日本人が如何に規則と時間に縛られているか?
ということですね。

by  大藪光政

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ヨーロッパの問題について

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                   [ パリ / ベルサイュ宮殿にて撮影 ]

今年は、4月と11月の二回に分けて欧州を訪問してみようと思います。

ユーロの貨幣価値が下がって円高ですが、この大きな要因がどこにあるか?そして、今後、どのような展開になるのか?関心のあるところです。

経済が低迷しているのはどの国もそうなのですが、ヨーロッパ経済の躓きはギリシャだけでなくスペイン、イタリアもそれに近いものがあるようです。

そして、経済が低迷し、金融危機が起きてくるとそうした国の人々の生活がどのように圧迫されていくのか?

そうしたことは、新聞やテレビニュースではなかなか実感としてわからないものです。それは、ちょうど、東北大震災と津波の被害がどんなものであるのかをヨーロッパの人々が今ひとつピンとこないのと同じですね。

やはり、メディアを通したものと現地に出向いたのとでは、体感として大きく違うものです。

ヨーロッパの人々も高齢化社会となって、労働力として移民を受け入れていますが、そうしたことの弊害も起きているでしょう。

日本もあと数十年しますと、人口が減少し(推定4000万減)、労働力が不足しますし、年金生活を若い世代が支え切らなくなるようなシミュレーションが国の調査で出ています。

つまり、日本もヨーロッパの凋落の後追いになるのか?それとも、新しい道が拓かれるのか?それは、今、学校で学んでいる小中学生の活躍に掛かってきます。

そういう意味では、ヨーロッパの現状と取り組み、そして、市民意識がどういったものであるかを知り、子供たちにそのことを伝えておく必要があるでしょう。

by  大藪光政

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オリンピックの年!

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                        [ パリ / ベルサイュ宮殿にて撮影]

今年はオリンピックの年ですね。

2012年は偶数の年です。四年に一度のオリンピックは、偶数年となります。
そして、今年は閏年ですから、二月は一日の調整日が追加されます。

つまり、閏年はオリンピックイヤーということですね。

まだと新年が始まったばかりですが、さてさて、どんな年になるのでしょう。

また、色々な出来事がやってくるでしょう。

生きている以上、そうしたことに対処していかねばなりません。

苦しいこと。

悲劇的なこと。

悲しいこと。

大変なこと。

そして、楽しいこと。

面白いこと。

感激すること。

うれしいこと。

そうしたもろもろの中に人生が埋まっているのかもしれません。

ニーチェのいう超人的生き方とは、そうしたことを乗り越えて・・・

何事にも前向きに生きていくということでしょう。

今年一年も有意義に過ごしたいと思います。

今年もよろしくお願いします。

by  大藪光政

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師走になりました。

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[ スイス /  グリンデルワルドから登山電車中で撮影 ]

今年の仕事の御用納めも、今月で終わりです。

今年も色々ありました。

大震災の年に、企業メセナとして出発した無量育成塾からウェルナー少年少女合唱団が発足したのですが、それもこの間の初コンサート出演を果たし、ほっとしたところです。

色々な悲しい出来事があっても人々は未来に向ってまっすぐと生きていかなければなりません。

その為には、いろいろな仕事が待ち受けています。

今年も随分とシステム開発に関わりました。

やっていくうちに、いろいろと現場の方の気持ちも知ることが出来ます。

現場の方には、様々な方がおられて人それぞれの能力違いがあります。

企業内システムとは、そうした方々の満足があって初めて快適に運用され、生きたシステムとして使用頻度を増していきます。

システム開発は出来れば、様々な仕様で持って誰にでも使える機能を有していることがベストなのですが、それには費用と時間が掛かります。

でも、そうかと言って使い勝手を無視したシステムだと不便という事で、誰も使わなくなります。

システムの一番大切なポイントは使いやすさなのかもしれません。

それには、人間工学的な視点で開発することが大切だと思います。

マウス入力がいいのか?キーボード入力がいいのか?帳票形式がいいのか?対話形式入力がいいのか?

入力方式ひとつとっても多様であります。

従って、システムを組むには、まず、何よりも現場をよく知る必要があります。

それは、現場の方とのコミュニケーションが何より大切です。

どこまで、現場の方が本心を語っているのか?

それを知るにはまずそれを知るものの人柄が大切です。

思いやりのある人には、必ず人は本心を語ってくれるものです。

システムづくりの仕事とは、畢竟、人との対話の中での信頼関係から最適なシステムが生まれるというものです。

今年もそうしたお付き合いをした皆様に今年一年のお礼を申しあげます。

「ありがとうございました。」

by  大藪光政

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九州電力やらせメールの問題について

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[ ドイツ / ヴェルツブルグ-大聖堂にて ]

九州電力やらせメールの問題は、様々な波紋を呼んだようです。

まず、誰もが何でそこまでしなければならなかったのか?という、疑問を持っています。

そんなことをしなくても、あのテレビ討論会みたいな仕掛けの中で、反対意見がたとえ多くあっても、そんな意見が九州に住んでいる人々の多くの意志を代表しているとは誰しも思わないでしょう。

リベラルな考えの持ち主であれば、誰に聞いても佐賀の原発がすぐに危険とは思っていないし、福島の教訓を生かして安全対策を講じながら運転を再開し、まずは安定電力を供給しつつ、新しい代替エネルギーの検討を並行しておこなうことがベストだと思っています。

お陰で、玄海町と佐賀県はすっかり困ってしまったようです。

また、原発の再開に当たっては近隣である長崎県地域の一部が再開に対して異議をとなえようとしています。

それは、何も玄海町だけが危険ではなく、漁業に対する大きな影響を及ぼす恐れがあるからです。もっとも、危険な場所は玄海町なのですが、その為の見返りとしてお金や施設が手に入りますから、その天秤で誘致を決断したということでしょう。

もちろん、安全であるというのが大前提です。

ところが、そうであってもお金や施設が手に入らない地域には当然不満が残ります。「我々にも・・・」と言いたいところでしょうが・・・そうなってしまえば、タカリだと思われますから、やはり、安全性に問題があるし、万一の場合の補償はどうなるといったところを追及せざるを得ないでしょう。

いずれにしても、不公平はいけません。福島の場合も誘致の見返りがあったから原発を受け入れたのですが、そのつけとして、現在のような問題を抱えてしまいました。

これを今風の自己責任で片付けては困る問題なのですが、やはり、国とのそうしたまさかの時の確約が担保されていなかったところに双方に落ち度があるのです。

電力不足と騒いでいますが、ある大学教授が電力会社の電力生産能力を調べたところ原発がなくても充分電力を供給する能力を電力会社が持っていると言っています。

それでは、何故、電力会社不足になるといっているのか?

それは、大学教授の調査が間違っていなければ、原発以外で電力を賄おうとすると、経費が掛かりすぎて経営上苦しくなるということか、あるいは、実際の稼動においてそれだけの眠っている電力供給設備を稼動させることが困難であるかのどちらかでしょう。

テレビなどのマスコミは、しきりにこうしたことを取り上げて、番組のネタにしていますが、本当に原発を止めて、電力が足りないのであれば、お昼のピーク電力だけをなんとか都合すれば解決できる問題ですから、それはやろうと思えば簡単でしょう。

東日本大震災の時を思い出してください。

どのテレビのチャンネルもコマーシャルや番組の編成が急遽、改変されたことを!

どのチャンネルを廻しても、豪華な食い物の番組か?健康食品、健康維持の番組ばかりです。つまり、日本のテレビ番組は、本当にあきれてしまいます。ヨーロッパではこんな風にはテレビ放送をタレ流ししていません。

本当に堕落しています。

こんな番組を流すのを止めてお昼のピーク時は、どのチャンネルも国会中継のVTRでも流してしておけば、誰もテレビを必要以上に付けたりしないでしょう。

さて、九州電力やらせメール事件では誰が指示したのか?ということでも、問題となりましたが、それは、誰もがわかっていることでOnly One ですから、同族会社みたいなものです。仕方ないでしょう。上からの指示は絶対でそれに対して、たとえコンプライアンスに問題があっても反論は出来ないものです。

そんなことをしたら組織から排除されますから。

誰しも、不都合なことは隠したくなります。もちろん、そうした九州電力の組織の行動を批判している人も、自身に不都合なことをおおびらに公開したり、自己批判したりする莫迦がどこにいるでしょう。

ただ、公的な機関に近い組織ですからそうした人間の弱さに対して、なんらかの負帰還がないと、こうした方向に向かいます。現在の組織は正帰還Onlyですから、上からの指示をただ増幅するだけです。ですから、誤った「自己発振」でハウリングを起こすのです。

自動制御的に言えば、ネガティブなフィードバックが掛かる仕組みを作らないとこのようなことがくりかえし起こるでしょう。

それは、人間の根源的な弱さから来ているからです。

by  大藪光政

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新聞よさようなら~!

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三月の末に、某新聞の販売店が契約の更新に来られた。更新条件として、過去やってきた無料サービスがつかなくなったとのことだ。

つまり、新聞社からの申し合わせで、不当なサービスは各社とも申し合わせで出来なくなったということである。

そういえば、そうした新聞各社の過剰な競争防止として、不当なサービスを一切行わないというチラシが入っていた。

たとえば、一年間新聞を取る契約をするときに、三ヶ月無料にして、実質十五ヶ月の契約をすることになる。そうしたことはもう新聞社の命令で出来ないということだ。

でも、実態として、現場ではそうした代わりに、各社の営業の裏でビール等、粗品として代わりのサービスをして契約を受注しているのは事実のようだ。

そこで、そうしたサービスが出来ないのですが契約を継続して欲しいとその販売店主はお願いされた。

私が、「それでは、一体何の契約をするのですか?」と、聞くと、「継続の契約です。」と言う。
「継続の契約?何の取引条件もなく・・・新聞を一定期間必ず取りますという契約する意味があるの?それだったら契約する必要すら何もないじゃないの?」と言ったら、「それはそうですね。」と先方も思わず笑っていた。

だいたい、そうしたことは、新聞各社の紙面に堂々と、「私たち新聞各社は、不当過当競争防止のため、廉価販売防止対策として各社と談合して、そうした競争はしないことを決議しました。建設会社の談合には断固反対でけしからんのですが、私たちマスコミにとっては、死活問題なので談合は断固賛成ということをここに読者の皆様へ訴え申しあげます。」と、新聞のトップ一面に堂々と掲載すれば、「天晴れ!」と認めますが、こそっとチラシの折込でそうしたことを案内するのは如何なものか?

それで、「少し考えて見ます。」といってその日はお引取り願った。

次の月末の最終日に、新聞販売店がまた来られた。私は丁寧に「結論として新聞を購読しないことにしました。と、言っても他社に切り替えるつもりではありません。新聞を取ることを止めるのです。」と話した。

もちろん理由を下記のように述べた。

家族に話してみると、まず、新聞を読んでいる者は、私と息子ぐらいということで、悪妻と娘はインターネットばかりで殆んど読んでいないということである。おまけに、息子は春に就職して家を出るから私一人だけの為の購読となる。ひとりだけではもったいないと言われた。

あと、下記のような重要なことがらがあった。

①テレビ番組は、もういらない。テレビで見られるから。

②紙面の天気予報は、情報が古い。

③ニュースが、テレビやインターネットよりも古い。

④広告ばかりで見るところがない。

⑤報道が偏っている。圧力団体に対しての報道に遠慮が見受けられる。

⑥連載小説など読まない。

⑦報道に公平さが無い。

⑧不必要な情報が多い。入試問題とか・・・。

⑨折込の広告紙もゴミだ!商品の多くはネット販売で買った方が安いから必要が無い。

など、取り上げれば切がない。

もう、情報を取得する方法には、テレビとインターネットがある。

しかし、テレビも新聞と同じように気を付けないと、正しく情報を提供していないし、くだらない番組が大半だ。だから、大震災後、自粛しなければいけない番組が如何に多かったことか!わかったでしょう。但し、ニュースは、一番早い。だから、あとは自分の判断で推測すればよい。

インターネットは基本的には、書き込みだからやはり、若干、テレビよりも遅いが、いろいろな考えの人の反映があるから、それらを選択して自己判断が出来る。

考えてみると、もう、新聞の時代は終ったのだ。

しかし、「習慣付いているから、朝夕、新聞が来ないと寂しいものでしょう?」と、販売店主がそう言われた。確かにそうである。

でも、ものは試しと思って一ヶ月新聞を取らないとどうなるか?やってみたくなった。

結果としては、意外ともう新聞が来ないとわかっていれば、そんなに淋しくも無い。そして、何よりなのは、朝、ぼんやりと新聞を眺めて無駄な時間を費やすのが無くなった。

本当に知りたいこと、本当に考えるべき時間が出来た。テレビはすべて録画にしているから、自分の時間と状況に合わせて必要なものを必要な時にチョイスできる。インターネットで必要な情報の収集が出来る。そうした為の時間が生まれつつある。

情報をどう判断するかは自分である。そうした判断する力は、読書で養える。だから、本を読む時間も生まれてきた。

そして、新聞を取ることを止めたおかげて毎年年間、約五万円お金が余ることになる。毎年、悪妻と二泊三日の旅行ができる。(笑)

5年間で25万円だと立派な高級パソコンが買える。又は、一人でヨーロッパに旅行できる。

10年間で50万円だと、ヨーロッパ旅行が悪妻と一緒に行けれる。行かないけど。(笑)

三十年間で百五十万円、六十年間で三百万円のお金が出来る。(笑)

新聞が無くなって、部屋がすっきりした。片付ける必要も無く、ゴミもでない。(笑)

もし、どうしても読みたければ、すぐ傍にある図書館に行けばよい。各社の新聞類が揃っている。

よく聞く話だが、弁当屋で一番の強敵は、競合各社ではなく、愛妻弁当だという。それと同じで、一番の強敵は、新聞各社ではなく、読者の自前情報収集力と判断力だと思います。

せっかくの談合のおかげで各社対象の新聞読者を一人失った事になりました。

お陰で、新聞中毒から解放されて、より、自由な考える時間をもつことができました。

ありがとうございます。新聞各社様

by 大藪光政

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エコポイントと省エネのこと。

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[ 音楽の夕べ、お隣はロシアの女性/シェーンブルグ宮殿にて]

エコポイントは、家電においては、段々尻すぼみになってきました。また、本当にエコなのかなどと、色々問題も出てきています。

エコポイントは、経済対策でもあるわけですから、経済を活性化させようとする試みであることには間違いはありません。

しかし、経済の活性化はエネルギーの消費ですから、自然環境にとってはよくないことです。これが矛盾した政策を生み出しています。

そうは言っても誰しも得をする話に乗るのは世の常です。

昨年、42インチのレグザに買い換えた時、エコポイントの手続きを行うにおいて、ネットでも登録手続きをすれば早くポイントがもらえるということでした。

それで手続きをすれば、なるほど、二ヶ月でメールで通知が来ました。商品交換も決めていましたので、タラバガニが送ってきました。

あと、エアコンで同じく今年初めに手続きしましたからこれは3月頃でしょう。また別の蟹を申し込んでいたので今度は違う蟹が来ます。(笑)

他にエコポイント関係では、二月にエコガラスの工事をしました。工事は一通り完了しましたが手続きはまだ終っていません。

エコガラスの工事に関するエコポイントの申請は結構手続き現場関係の書類がかなり増えますが、業者とメーカーがその辺の手続き準備をしてくれますから、その点は楽です。

どこにこの工事を依頼しょうか?とネットで検索して思案しましたが、やはり、地元にお金を落としてあげようと思ったのと、工事は地元業者に限ると思いました。増本硝子福津店というところにお願いしました。

いろいろとお話しするとざっくばらんで、はっきりしていて、礼儀も正しいし、コストと断熱効果利点についてのこちらの評価見解をちゃんと理解してくれましたから、値引きもしっかり努力してくれましたので先月に即決でした。

工事中に、店の人にエコポイント申請について色々聞いていると過去に他の業者が色々とインチキをして申請する人がいて、申請審査の手続きが段々厳格になってきているとのことでした。

いつの世もやはり悪いことを考える人が絶えないなあ~と思う次第です。

こうしたエコガラス工事関係のエコポイントはとても助成が多くて元金の1/3ぐらいは還って来ますだから海外旅行に行けるぐらいあります。

肝心のエコガラスの効果ですが、エコガラスについては、インナーのサッシで二重サッシ構成と、複層ガラスに取り替える方法とがあり、前者のほうが断熱効果は高いとのことですが、コストや利便性もあり、実際取り付けるときは部屋の場所によってケースバイケースとなります。

実際取り付けて見ますと、確かに暖房の立ち上がりも早く冷めにくいですね。温度差としては、3~5℃ぐらい違うようです。例えば、十畳の部屋だと、六畳用のエアコンかファンヒータの能力で充分だと言うことになります。

このわずかな温度差も真冬には結構肌で違いを感じます。

まあ、満足しています。

エコガラスの場合、その家を代々受け継ぐような家であれば、これは結構エコになるでしょう。ちなみに、ヨーロッパでは、インナーサッシをしている家が多いですね。向こうでは、家が代々受け継がれている歴史を持っていますから、そうした合理的な合点がいきます。

日本もなんでもすぐに壊して立て直すのも考え物ですね。じゅっくり生活環境を考えて建物を建てるべきかもしれません。エコガラスは、そうしたものを継承すれば立派な省エネにつながります。

何でも使い捨ての時代も見直す時が来るかもしれません。この家は、是非、息子か娘が後をついで欲しいと思いますが、どちらも遠くに行ってしまうみたいでもったいないなあ~と思っています。

by 大藪光政

 

 

 

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2011年明けましておめでとうございます。

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                   [ ハンガリー / ブダペスト / ドナウ川 ]

今年のお正月は、晴れたり曇ったり・・・そして、夕刻には雨が強く降ったりしています。時に、雷が鳴ったりしますから、セキュリティ犬のショルティも、震えています。

怪しい物音には強いけど、やはり、本能的に自然の力には恐怖を感じるようです。

今年一年、大きな天災が起きないことを願っています。不況低迷でこれだけ世の中が萎縮しているのにそうした不幸があったらたまりません。

しかし、人の生き方もそれぞれでどんな逆境であっても辛抱して最後は大成することもあるようです。年末から読み始めていた作家渡辺淳一の作品、「花埋み」は、女性として受け入れられない世の中に対して挑戦していく様を描いた大人が読む立派な偉人伝でした。

苦境に立っている経営者はこうした本から学ぶべきことがあるような気がします。逆境を国や地方の行政、そして世の中が悪いと言っていても始まりません。

やはり、ひとつの執念を持続して物事に取組まなければ未来は無いでしょう。

新年の早朝にこの本を読み終えた時、荻野吟子(本名:ぎん)の生き様が最後まで自分の意思に反しない生き方であったこと知り、私の亡き父が「自分の意思に反する生き方はするな」と言う遺言を再度思い直して今年一年新しい挑戦を行おうと決心しました。

(渡辺淳一の作品、「花埋み」については、書物からの回帰で感想を述べようと思います)

皆様におかれましてもそうしたことで更なる飛躍があることを願います。

by 大藪光政

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いよいよ今年も終わりですね!

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                               [  祐徳稲荷神社 ]

クリスマスも終わって、あとは大晦日とお正月を迎えることとなりました。

今年は、北朝鮮が韓国に砲撃したことで緊張が高まったが今のところ冷静な対応を両国が取っているので日本に飛び火することはなさそうです。

最近、中国、ロシアは日本に対する外交を厳しくして来ています。尖閣列島における事件から、政府は南西諸島に対する防衛力強化政策も打ち出しています。

でも、民間企業はどんどん中国へと生産拠点、販売拠点づくりを止めることなく進めています。経済と政治は別物のようですが、いつかはそうでないことになるでしょう。

日本国民の多くは、尖閣列島事件に対して多くの不快感を抱いています。ビデオをユーチューブに流した海上保安庁の職員は、依願退職となりましたが中国の事件を起こした船長はあちらでは英雄です。

国民は何かおかしい!と思っています。そうしているうちに韓国でも似たような事件が起きましたね。中国の漁船が体当たりして沈没した事件で中国政府がやはり抗議しています。

でも、韓国政府が事件のビデオをすぐに公開しているので、中国漁船のむちゃくちゃな行動が世界に知れ渡り、両政府はこれ以上お互い激しいやりとりはなくなりました。

日本もそうすれば良かったと思います。

さて、私も、中国政府に関しては不快感を抱いていますが、この間買い物をしていると、ビールのつまみのピーナツは中国産ですし、その他もろもろの雑貨も中国製です。そして、この間アマゾンで買った加湿器も中国産です。

家電製品の多くは中国産ですし、着る物も、履く物も中国産です。もし、国交を断絶したらこれらのものが一切入って来ないことになります。

そう思うとため息がつきました。

やはり、日本は中国と仲良く付き合うしかないのだと思うに至りました。その為には、政府関係者がもっと中国と人脈を作らないと事件が起きるたびにギスギスしてしまいます。

ただ政治思想がまったく違う国ですから、なかなか難しいところがあるようです。中国が自由な国になれぱ益々発展して日本は大変になりますがそれでも理解のある国になってもらいたいものです。

来年は一体どのようなアジアの幕開けになるのでしょうか?

by 大藪光政

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劉氏にノーベル平和賞が贈られる!

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 [ チェコ/チェスキークルムロフ城から中世の旧市街地を展望]

この間の尖閣諸島における巡視船と漁船の衝突問題で、中国は日本政府と経済界に対してかなり強硬な態度を剥き出しにしてきたが、これが中国の政治体制の本性であることに、日本政府があらためて気付いたのは遅すぎる感があります。

中国は経済において世界に向けて開放することで国力が増し、大きな成長を遂げてきました。そして、今回のように、中国が怒ると日本や他のアジア諸国にとってはとても怖い存在にまでなったということが今回の事件でやっと気付いたようです。

もし、中国が経済に関して自由開放をしていなかったら、そんなに恐れるに足らない存在のままだったと思います。日本は中国との活発な経済交流のお陰で日常生活品を安く手に入れることができ、ある一面ではおかげで豊かな生活を送ることができました。

しかし、日本の工業においては生産拠点の移設で国内産業が空洞化して、生産に従事する職場を失い、多くの製造業における失業を生み出しました。また、農業においても輸入農産物のおかげで、日本の農業にたずさわる人々にとっては価格競争にはついて行けず、農村が疲弊してしまいました。これは日本の農業の転換期として考えさせられます。

そういう意味では、日本の格差社会を生み出した要因のひとつには、こうした中国との経済交流が始まってからだと言えます。

でも、中国が本当に力を出すには至っていません。それは、民主化があるところで停止しているからです。一党独裁の政治体制は国内では安定します。しかし、他国との付き合いにおいてその体制思想でも他国とうまくやれている場合は疲弊しませんが、そうでないときは疲弊します。

中国は、一党独裁という体制で、現在、うまく隣国と仲良く付き合っていますが、利権のからむ領土問題になると突然剥き出しな態度で威圧的になります。それは資源という大きな財産があるからでしょう。これはどの国でも同じで中国だけがそうだとは言えないですね。

昨今の中国の発展には目を見張るものがあります。それは、人材にしてもそれに比例して世界各国には優秀な中国人が留学していて、そのうち科学に関してもノーベル賞を多く受賞する中国人がこれから恐らく多く傑出するに違いありません。人口の比からしてもそうなって不思議ではありません。

しかし、世界に散らばった優秀な中国人が反体制のため帰国できなくなっている現実が、体制の変革によって人権と発言において自由が保障される国として新たに出発した時は、一体どうなるのでしょうか?

もちろん、科学技術や芸術においては大いにプラスになり、もはや、世界は中国の黄金時代になる可能性を秘めています。

でも、下手をすると逆に国家の運営が多極化して分裂するでしょう。もともと単一民族ではありませんから、ソビエト連邦のように分裂して独立してしまうことだってあるでしょう。

そうしますと、国家のパワーとしては落ちてしまいます。

でも、大切なのは人々の生き方にあるわけです。

いくら国が大きくなって強国となっても民衆の自由が抑圧されていては人が生きる上において辛いものがあります。

日本にとっては、今のような中国であれば自由阻害によって真の飛躍が止まっているので、一見安心のようですが、隣人の幸せは自分の幸福と同一ですからやはりとことん話し合う必要があるでしょう。

中国と真の付き合いが始まるのはやはり、自由意志が尊重される国として再出発したときでしょう。なんといっても中国は、アジアの長男ですから(日本は三男かな?)その堅物の長男が三男に手を上げるようなことをしていては中国の偉人である魯迅が泣くでしょう。

今回の中国人の受賞は、ノーベル賞を受賞した劉氏が監獄に入れられている現状が今の体制を表現しているということになりますから誠に皮肉というものです。ノーベル平和賞が政治的と言われても仕方ないですね。

しかし、一体、劉氏の罪は人々を不幸にする罪なのだろうか?内政不干渉というのは大切ですが、こと、人権に関しては別問題でしょう。世界が人権に関して無関心でおれないのが現代の世界常識というものですから。

by  大藪光政

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