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2011年4月

新聞よさようなら~!

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三月の末に、某新聞の販売店が契約の更新に来られた。更新条件として、過去やってきた無料サービスがつかなくなったとのことだ。

つまり、新聞社からの申し合わせで、不当なサービスは各社とも申し合わせで出来なくなったということである。

そういえば、そうした新聞各社の過剰な競争防止として、不当なサービスを一切行わないというチラシが入っていた。

たとえば、一年間新聞を取る契約をするときに、三ヶ月無料にして、実質十五ヶ月の契約をすることになる。そうしたことはもう新聞社の命令で出来ないということだ。

でも、実態として、現場ではそうした代わりに、各社の営業の裏でビール等、粗品として代わりのサービスをして契約を受注しているのは事実のようだ。

そこで、そうしたサービスが出来ないのですが契約を継続して欲しいとその販売店主はお願いされた。

私が、「それでは、一体何の契約をするのですか?」と、聞くと、「継続の契約です。」と言う。
「継続の契約?何の取引条件もなく・・・新聞を一定期間必ず取りますという契約する意味があるの?それだったら契約する必要すら何もないじゃないの?」と言ったら、「それはそうですね。」と先方も思わず笑っていた。

だいたい、そうしたことは、新聞各社の紙面に堂々と、「私たち新聞各社は、不当過当競争防止のため、廉価販売防止対策として各社と談合して、そうした競争はしないことを決議しました。建設会社の談合には断固反対でけしからんのですが、私たちマスコミにとっては、死活問題なので談合は断固賛成ということをここに読者の皆様へ訴え申しあげます。」と、新聞のトップ一面に堂々と掲載すれば、「天晴れ!」と認めますが、こそっとチラシの折込でそうしたことを案内するのは如何なものか?

それで、「少し考えて見ます。」といってその日はお引取り願った。

次の月末の最終日に、新聞販売店がまた来られた。私は丁寧に「結論として新聞を購読しないことにしました。と、言っても他社に切り替えるつもりではありません。新聞を取ることを止めるのです。」と話した。

もちろん理由を下記のように述べた。

家族に話してみると、まず、新聞を読んでいる者は、私と息子ぐらいということで、悪妻と娘はインターネットばかりで殆んど読んでいないということである。おまけに、息子は春に就職して家を出るから私一人だけの為の購読となる。ひとりだけではもったいないと言われた。

あと、下記のような重要なことがらがあった。

①テレビ番組は、もういらない。テレビで見られるから。

②紙面の天気予報は、情報が古い。

③ニュースが、テレビやインターネットよりも古い。

④広告ばかりで見るところがない。

⑤報道が偏っている。圧力団体に対しての報道に遠慮が見受けられる。

⑥連載小説など読まない。

⑦報道に公平さが無い。

⑧不必要な情報が多い。入試問題とか・・・。

⑨折込の広告紙もゴミだ!商品の多くはネット販売で買った方が安いから必要が無い。

など、取り上げれば切がない。

もう、情報を取得する方法には、テレビとインターネットがある。

しかし、テレビも新聞と同じように気を付けないと、正しく情報を提供していないし、くだらない番組が大半だ。だから、大震災後、自粛しなければいけない番組が如何に多かったことか!わかったでしょう。但し、ニュースは、一番早い。だから、あとは自分の判断で推測すればよい。

インターネットは基本的には、書き込みだからやはり、若干、テレビよりも遅いが、いろいろな考えの人の反映があるから、それらを選択して自己判断が出来る。

考えてみると、もう、新聞の時代は終ったのだ。

しかし、「習慣付いているから、朝夕、新聞が来ないと寂しいものでしょう?」と、販売店主がそう言われた。確かにそうである。

でも、ものは試しと思って一ヶ月新聞を取らないとどうなるか?やってみたくなった。

結果としては、意外ともう新聞が来ないとわかっていれば、そんなに淋しくも無い。そして、何よりなのは、朝、ぼんやりと新聞を眺めて無駄な時間を費やすのが無くなった。

本当に知りたいこと、本当に考えるべき時間が出来た。テレビはすべて録画にしているから、自分の時間と状況に合わせて必要なものを必要な時にチョイスできる。インターネットで必要な情報の収集が出来る。そうした為の時間が生まれつつある。

情報をどう判断するかは自分である。そうした判断する力は、読書で養える。だから、本を読む時間も生まれてきた。

そして、新聞を取ることを止めたおかげて毎年年間、約五万円お金が余ることになる。毎年、悪妻と二泊三日の旅行ができる。(笑)

5年間で25万円だと立派な高級パソコンが買える。又は、一人でヨーロッパに旅行できる。

10年間で50万円だと、ヨーロッパ旅行が悪妻と一緒に行けれる。行かないけど。(笑)

三十年間で百五十万円、六十年間で三百万円のお金が出来る。(笑)

新聞が無くなって、部屋がすっきりした。片付ける必要も無く、ゴミもでない。(笑)

もし、どうしても読みたければ、すぐ傍にある図書館に行けばよい。各社の新聞類が揃っている。

よく聞く話だが、弁当屋で一番の強敵は、競合各社ではなく、愛妻弁当だという。それと同じで、一番の強敵は、新聞各社ではなく、読者の自前情報収集力と判断力だと思います。

せっかくの談合のおかげで各社対象の新聞読者を一人失った事になりました。

お陰で、新聞中毒から解放されて、より、自由な考える時間をもつことができました。

ありがとうございます。新聞各社様

by 大藪光政

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