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2010年11月

与党も野党も議員は皆同じ!

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            [ ハンガリー/マーチャーシュ教会 ]

この間、テレビで国会中継を見ていました。普段は見ませんが、偶然テレビをつけると国会中継があっていました。それで食事の合間、見ていたら面白かったのでしばらく観戦していました。(笑)

与党と野党の試合みたいで面白かったです。質問は尖閣諸島のトラブルと北方領土のことについての質疑応答でした。

11月1日の予算委員会は、武部勤議員の質問でした。それを見ていたのです。自由民主党と民主党とは与党、野党の立場が入れかえってしまいましたが、どうも、お互い、立場が慣れてきたようで違和感はありませんでした。

自由民主党は野党らしい質問をして民主党は、与党らしい回答をしておりましたので少しおかしく感じました。

武部勤議員は、管総理のリーダーシップのなさを追求し、本音を喋らそうとしますが、管総理は、当たり障りの無い回答や質問とは違った話をして武部勤議員の切り込みをかわそうとします。

これを見ていると、どちらが与野党になろうともまったく変わらないなあ~と思いました。立場が変わると身も心も変わってしまうのが議員という人種のようです。(笑)

しかし、今回の争点は、両者の権力闘争としての課題ではなく、日本の主権に関する重大な両者だけでなく他の党をも超えた日本人であればともに手を取り合って解決しなければならない共通課題です。

それなのに何故、こうした日本にとって重要な案件なのにこれをネタに相手と論争をするのか不思議でなりません。議員と言う人種はそういうものかと思ってしまいます。

尖閣諸島の問題では、地検が釈放の決断をしなければ政府はどういう方針で行くつもりだったのか?とか、あの時点でビデオ撮影を国民に放映して日本の正義を楯に中国の船長を公務執行妨害と器物破損罪で正式に起訴し、裁判に掛けた場合、中国との関係の悪化で日本経済に与える損失がどのようになっていくのか?といったシミュレーションを政府はきちんと行っていたのか?

そして、それを覚悟で国民にそれでも領土主権を貫くという方針まで準備していたのか?といったことが不透明だからそれを質問すればよかったかも。

恐らく、そんなにもめたら中国に進出している企業は大打撃を受けるし、貿易に関しても大変な混乱が起きることは確実だったでしょう。

もし、自由民主党が与党政府であったとしても、同じことでしょう。如何なる政党でも主権を守ることができないでしょう。この間の日曜日、石原慎太郎東京都知事が「日本がこうした中国や北朝鮮などに弱いのは、日本が核を保有していないからだ」と、スバリ言っていました。司会者は、石原都知事の発言に慌てていました。

日本が核開発をドイツとやる話が過去、自由民主党政権時代の佐藤栄作の時にあったという逸話まで話題に上げていました。

平和国家としての日本が、昨今の中国やロシアの突出してきた覇権国家とどう対峙して行くかは本当に難しい外交となりました。

「日本は何故二番では駄目なのか?」という、蓮舫議員の発言は皮肉にも日本の落日を物語っているようです。資源の無い国が科学技術も落ち目になればもう国家としての存在価値もないでしょう。

中国もロシアも国力を増す為、日本から援助金と技術移転の得るものを得てしまえばもう日本なんかには用はない。ということでしょうね。

本当に日本はお人よし国家ですね。

by 大藪光政

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