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2010年7月

6月29日、中央ヨーロッパから帰ってきました。

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< 仁川(インチョン)国際空港にて >

6月29日、帰国してからお土産を配りながら色々と忙しくて身体が休む暇もありません。

今日は、旅行のスライド上映をしました。丁度、区内の会合がありましたので、編集は充分ではありませんでしたが約1000枚の写真にバックミュージックを付けてやりました。

丁度、1時間程の上映となりました。

まあ、想定通り、教会やゴシック建築、ロマネスク建築などすべてクラッシックな写真ばかりでしたので、間に現地の子供の写真や赤ちゃんの写真、そして可愛い犬のスナップが出ると、皆さん喜んでくれました。

Web_624_27 < ザルツブルクにて>

帰国すると、皆さん、「時差ボケは?」と聞かれますが、まったくその実感がありません。

もともと、僕は、夜と朝と昼の三回に分けて睡眠をとりますが、今回の旅行ではその夜の分の3~4時間だけの睡眠となりました。

旅行中は、朝食が6時半からと、とてもいつもより早くて朝寝も出来ず、昼は昼食でビールを飲んでも昼寝の暇なく、歩いて歩いて足が痛くなるほど歩きましたし(1万5千歩~2万歩/毎日)、立っている時間も長くて、とてもハードな旅行でした。

さて、今回の旅行では多くのことを学びましたが、それについて、少し触れて見ようと思います。また、楽しかった道中のことについては、『こもれびの日々』か、『あれこれの木』に、暇を見て記事にしてみようと思います。(そんな時間あるかな?)

今回は、チェコ、オーストリア、ドイツ、スロバキア、ハンガリーの五ヶ国を訪問しました。

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やはり、生活という観点からどうしても見ていきますから、すぐに気になるのがトイレです。これを利用するには、コインがいるところもありますので、トイレはタダだという認識の日本人は、お金が惜しいという気持ちが、「トイレごときにお金が払えるか!」というところにあると思います。

この五ヶ国のトイレは共通して、まずまずきちんとしています。しかし、小便の場合、トイレ形状が日本と違って、縦長ではなく、小さく、しかも高い位置についていますから、脚の短い日本人で、しかも、背が低いと必然的にやりずらいでしょう。

日本では、ウォッシュレットが殆んどのホテルや旅館で標準装備されていますが、今回、訪問したホテルではどんなに立派なホテルでもありませんでした。

また、トイレットペーパーが硬くて、キッチンペーパーのようで、最初は、立派だなあ~と思いましたが、段々閉口してしまいましたが、ハンガリーで泊まった『ブダペスト』という首都の名前を付けたホテルでは、ペーパーが日本のように軟らかくホッとしました。(笑)

結論として、トイレは文化だなあ~とつくづく感じました。

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< シェーンブルン宮殿にて>

あと、エネルギーの省エネに対しては、国によって、結構、センサーなど色々使って電源の開閉をコントロールしていましたので、やはり、そういう面では、思ったより技術活用の国だなあ~と思いました。

また、チェコに入って驚いたのが、ローカルでの交差点がすべてロータリー形状で、信号機の要らない交差点を作って工夫していたのには驚きました。

いずれの国も、冷房装置がなく、暖房装置だけでしかも窓が二重にしてあり、気候の関係とはいえ、それなりに生活の智慧が発揮されており、そうした姿勢は学ぶべきところでしょう。

どの国も、観光サービス業としては美観上申し分のないところですが、残念なことに、訪問客に対する接遇は日本よりはるかに劣ります。

そうしたところの観光産業という視点で、日本の産業を振り返った時に考えさせられるものがあります。

日本はまだ技術立国で頑張っていますが、中小企業においては近隣諸国に押されてしまってどうも淘汰されていっているのが実情です。

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<ハンガリー・ブダペストにて>

そこで、中小企業の減少が失業者の増大となり、また、所得の低下により、格差社会を生み出しています。

つまり、スキルのない多くの人々の仕事が無いという大きな社会問題が今日の日本では取り残されています。

これを解決するには、日本は観光産業というサービス業の拡大を図ることで雇用の拡大を創出することが大切だと思います。

そこで、日本が遅れているところは、観光基盤の整備と接遇に必要な語学教育だと思います。やはり、英語が世界共通語ですから、受験勉強の英語(学問の為の英語)とは別に実用英語(観光産業の為の英語)が学べるシステムをつくる必要があります。

九州でも中国人や韓国人の旅行客の多さは、周知の通りですが、今回の旅行でも多いのには驚きました。

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<ハンガリー・ブダペスト・ドナウ川クルージングにて>

日本のきめ細かいサービスと料理の繊細さ、そして、治安の良さは世界の中でも胸を張ってよいものがありますから、あとは、観光基盤の整備と会話の応対力さえ身に付ければ外国人が心地よく旅行できるのでリピートも多くなるでしょう。

日本は、技術と観光の二本立てで経済を活性化させ、雇用を確保すべきだと思います。

上記の様々な想いは、決してひとりで考えたのではなく、一人旅の『椋鳥』(ニックネーム)さんと、親子三人で来られた物静かな娘さんとの会話の中で自然と考えがまとまってきました。

つまり、旅の友との会話の中で自然発酵したようなものです。

喋りすぎた僕には呆れたでしょう。

フルネームと住所もお互い聞かずにそのまま別れたのが今となっては残念ですが・・・今は、ネットの時代ですから、そのうち便りがあるのを期待しています。

でも、ひと回りも年上の椋鳥さんはPCで僕のことを検索できるかな?(笑)

孔子の論語は、解釈が色々考えられますが、その中で、「朋(とも)あり遠方より来(きた)る、亦楽しからずや」という意味は、遠方に見ず知らずの人がいて、その人と何かの縁で出会う時、意気投合すれば、こんなに楽しいものはないという解釈もできるなあ~とつくづく思いました。

by 大藪光政

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