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2009年10月

経済が不透明でも、秋はやってくる。

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民主党が、予想通り政権を取ってから、まだ一ヶ月足らずですが、嘗ての野党時代には政権担当能力に乏しいのでは?という国民の予想とは違って、ニュースを見る限り、各閣僚は自信を持って熱心に仕事に取り組んでいるようです。

国民も、意外に頑張っているなあと思っているようですし、徐々にですが、与党らしい姿勢になってきているのがわかります。

しかし、難問の課題が山積みですから、これから、益々力量が試されるに違いありません。

たとえば、国家公務員の天下り問題ですが、これを廃止するといっても、定年制度の見直しと、そうした場合に働けれる職場づくりといった受け皿がないと難しいものがあります。

これは、国家公務員に限らず、地方公務員も同じことが言えます。都道府県、市町村にて仕事をしている幹部の方々は、皆、こうした天下り先を用意してもらっていますから、そうした行き場所を無くしていくということは、公務員職の魅力を無くし、優秀な人材確保にも悪影響が出るかもしれません。

あちらが立てば、こちらが立たずという状況になるわけですが、そこは、無い知恵を民主党は出さねばならないでしょう。そうでないと、政権交代しても結局同じ繰り返しになるだけです。

高速道路無料化の問題も色々と含みがあります。新聞では、フェリー会社が倒産する事態になった原因が、この影響のように書かれていますが、もともと、過去より大きな負債があったのですから、つい最近の無料化が原因であるかのように書き立てるのは、少しおかしい気がします。

バス会社も同じようなことをいっていますが、これも、少し怪しい、もともと不況で乗客が減っていることや、嘗ての燃料費高騰時の影響の方が大きいのではないでしょうか?トータルとして国民経済にメリットがあると判断したから、民主党は高速道路無料化をマニフェストに掲げたのでしょうから、段階的に、早い時期から着手すべきだと思います。

ところで、国民新党の亀井大臣の方は、中小企業に対する銀行融資の返済先延ばしを検討していますが、この提案は面白いですが銀行の体力に問題があるかもしれません。でも、中小企業の経営者にとって、この不況の現状からしてみれば、大きな助け舟となるかもしれません。

ただ、いつかは返さなければなりませんから、経営改善努力は、怠ることなく進めないと、終局的には倒産となって、そのつけが国民の税金となって跳ね返ってくるでしょう。まだまだ、円高が進み、景気の回復が遅い状況では、亀井大臣のこの提案は、妙薬かもしれませんが、効き目のほどと、正しい処方箋を出さないと危ないことになります。でも、新政権ならではの検討だと思います。

国際的なところでは、やはり、自衛隊の活動範疇の問題と、日本のなすべき役割ですが、国連に多額の税金をつぎ込んでいるのに、常任理事国にも成れないところに大きな問題があるので、これも、鳩山総理の頑張りどころだと思います。

前原国土交通大臣は、八ッ場ダムをはじめとして各地を精力的に廻って頑張っていますから、岡田外務大臣も、この常任理事国入りをなんとか実現して欲しいと思います。それが出来たらすごいことだと思います。

選挙で大敗した自由民主党は、谷垣総裁を擁立しましたが、やはり、自由民主党の古株は、国民の空気が読めていないなあ~と感じます。体制批判をした河野太郎氏が総裁になっていれば、少しは、国民が振り向くとは思ったのですが、これでは、参議議員選挙は難しい。民主党がへまをするか、閣僚でのゴシップ事件でも起きないと勝てないでしょう。このままでは、選挙の結果がこんどは大敗 ⇒ 退廃になってしまうでしょう。

自由民主党は、しばらく、野党生活をして、革新政党に脱皮しないと難しいでしょう。そうこうしているうちに、徐々にですが、秋の侘しさと寒さに気付くことになるでしょう。それも、党の歴史から見て良い経験になるかもしれません。

by 大藪光政

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