« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月

大不況だといいつつも、春が来きて、 春が過ぎる。

405kb_116

 

 

 

 

                             - 竹田市 原尻の滝 -

この間、経済ニュースで「日米欧に新興国を加えたロンドンでの20カ国・地域(G20)の第2回首脳会合(金融サミット)は2日午後(日本時間同日夜)、各国の景気対策の総額が2010年末までに5兆ドル(約500兆円)に達し、世界の成長率を4%押し上げる目標を盛り込んだ首脳宣言を採択し閉幕した。財政出動で大規模な雇用創出を図る。」という記事がありました。

金額にすると、もう天文学的なお金ですね。今回の不況は果たしてお金だけで解決する問題でしょうか?もっと、根本的な問題が残されたままお金だけで解決しょうとしているのでは?と思っています。

非生産性な経済活動の弊害が、今回の急激な不況をもたらしたのだと思うのですが、如何でしょうか?つまり、金融だけのひとりよがりの経済活動が引き起こした要因であることは、すでに誰でもわかっていることなのですが、そうした問題解決についての議論が少な過ぎると思います。

政府は、10~15兆円の国債発行による経済刺激を実行しょうとしています。まあ、それぐらいお金を集めて、バラ撒けば一時的には景気は戻るかもしれません。しかし、そこでまた国の借金が増えます。一体、こうした経済構造はどうなっているのでしょうか?これを繰り返せば、いつまで経っても別に誰も困らないように見えますが・・・不景気になれば、お金をばら撒けばよいという理屈で世の中がうまく廻るのなら、行政の舵取りは簡単です。

本当に、そうなのでしょうか?

正攻法ではないにしても、どうせバラ撒くのであればやはり未来に対して少しでも元がとれるような投資にしなくてはなりません。気を付けなければならないのはそうした捻出された財政投入をおいしい餌と見て寄って集るハイエナがいますから要注意です。

この間も、某会社の社長との話で、助成金の問題がありました。

政府が、セフテイーネットの一環として、特に不況で苦しむ中小企業に対して、休業手当の助成金を出す話で、国から助成金を貰いつつ社員に休業中に研修を受けさせる記事が新聞に載っていましたので、それについて質問してみました。

「休業中に研修とは言っても、会社に出て来て業務改善する為の研修であり、その講師が親会社から派遣されてきた社員であるのなら、一般的には、日々の業務として見られるはずなのに、それでお金が貰えるのなら申請して助成金を貰った方がよいのですが、社長はどう思われますか?」と、お聞きしました。

すると、「どうも助成金というのは、色々と申請時にて要領のいい会社だけがうまくもらえている傾向があり、すっきりしないところがある。なんでもかんでも国のお金を当てにするのは企業の姿勢として、私は好まない。本当に困っている企業と、そうでもない企業との区別が申請時に明確にされれば問題ないのだが・・・そんなわずらわしい申請書をつくる暇があったら、少しでも独自で経営を改善していった方が健全経営だと思う。」と、云われました。

そして、こんなことも云われました。「真面目にコツコツと辛抱して自助努力をしている企業にこそ、何らかの形で支援して欲しい。例えば、社員を休業させずに頑張っている企業に対しては、借入金の金利だけでも短期間の補助をするとか・・・色々あるでしょう。」と、云ってため息をついておられました。

国の支援については、大小はあるにしてもアメリカのような自動車関連をはじめとした大企業がなりふり構わず国からお金を引き出そうとする姿勢を思い出しました。

自由主義社会において、まるで社会主義国家みたいに国家の力を引用するのは自滅的行為だと思います。

話は戻りますが、日本における10兆円規模の投資は、どうせ実行するなら今後日本が世界を牽引するような新技術での製造業に対して、活性化していく為の基盤づくりに投資して欲しいものです。

自助努力のない企業に無駄な税金を投入して救うことなく、意欲ある企業にこそ政府はしっかり支援していくべきだと思います。

特に、私が数年前から期待している電気自動車や太陽光発電の世界的普及に先駆けてしっかり業界に対して協力していくべきだと思います。

|

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »