« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »

2009年3月

決算時期を迎えて思うこと・・・。

004

 

 

 

 

 

 

 

あっという間に三月の半ばに近づいている。

弊社は2月締めの決算であるから、いつもだと早めにこの頃決算を済ませているが、今回は多忙で未着手です。しかし、税理士を通さず自前で決算をするからそれでも一般企業と違ってとても早い。これからの時代は、こうした決算もスピードとあまり無用な時間を掛けないことだと思います。

それは、ストレージの中に埋まっているデータを、税法に従って処理するだけだからです。他国は存じませんが、日本の税制はややこしい。だから年に一度の決算は、税理士さんの力をお借りしないとわからないことだらけで、一般企業にとっては自前では決算が困難です。

税務署に問い合わせても、問い合わせた内容がわかる専門官しか、答え切れない。だから、後で折り返しの電話となる。本当に困ったものだ。おまけに、担当官によって、税法の解釈が変わる場合も多々ある。

だから、税理士が良しとしたことでも、税務監査が入って当局から指摘されることは別に不思議なことではない。中小企業の場合、経営者が決算前になると、こうした決算に煩わされるのは企業にとってマイナスだと思います。

さて、最近感心するのは、大企業の戦略転換がかなりのスピードで行われていることです。それに対して中小企業の場合は、大企業のようなスピードで大胆な戦略修正を行っているところは、少ないようです。もともと戦略を持っていない企業もありますからそれを除いても大企業に後から追従している状況です。

特に、外注オンリーの企業は、そうならざるを得ないようです。中小企業の戦略変換の難しさは、資金力や情報力と、社員の危機感の脆弱さがあります。

経営者が必死になって、なんとかこの難局に取り組もうとしても、社員は自分の不遇を訴えるばかりで、建設的な意見を出さないばかりか、賛同すらしません。(賛同すれば仕事が増えるからでしょう。)

まったくをもって困ったものです。

さて、この擬似恐慌状況が、真性恐慌になるのか?今のところ誰にも見当がつきません。ただ、この状況下では、色々な淘汰が始まっているのは事実です。

売上が半減することが当たり前な状況下になったときに、業界はどうなるのか?

これが、ポイントです。親会社依存の外注先企業はバタバタ倒産するでしょうが、その影響で、競争のパイが絞られてきます。つまり、外注オンリーではない自主独立した企業は、減少化傾向がサチル時、生き残りきれば景気の回復と共に一挙に躍進するチャンスが生まれてきます。

だから、とにもかくにも、最低でもここ1~2年間、辛抱し切れば再びよみがえる機会があるのです。ひょっとすると、2~3年間を要するかもしれません。それも、あっという間でしょう。今は、社員教育と業務のプロセスを見直しする作業を重点にして、地道に明日にそなえて力を蓄えておく必要があります。

つまり、今は、企業力の充電期間と思えばよいのです。

|

« 2009年2月 | トップページ | 2009年4月 »