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2008年5月

五月連休のシーズンになりました・・・

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忙しかった四月もあっという間に終わりました。

先月に、お話しましたように行政にも関与することになりましたので、このひと月で、色々な方と関わりを持つことができました。そうした中で、仕事の進め方がやはり、行政と民間企業とはかなりの乖離があることを再確認しました。

民間企業ですと、社長の哲学的意思から目的が生まれ、それを展開するための戦略、戦術が構築されますが、ローカルの行政においては、為政者の目的がやはり票田として繋がっていないとまずいとの思惑がぶら下がっています。

そのようなひも付きの目的ですから戦略や戦術が迷走してしまいます。極端なことが、目的なくして、組織を作り、お金を投入してその後で住民に丸投げして、目的や何がしたいのかを考えさせる・・・「住民本位の行政」という聞こえの良いキャッチフレーズを選挙公約に謳うから、市の職員から各区の区長までが翻弄されてしまいます。

市の肝いりの「郷づくり運動」は、多くの区長では総論賛成、各論反対といってそっぽを向いています。一方、市の意向に沿って行動する区長たちは入ったお金で、早速防犯パトロール・カーを購入して、為政者を迎えたセレモニーを行っています。これが郷づくりというのですから不思議です。

郷づくりの目的は何ですか?と聞きましたところ、「これからその目的を考えて行くのです」と云っていましたが、先日の市主催の区長会では、「地域自治の確立」という答えが市からありました。そうしますと現在に至るまで、地域自治の確立ができていないことになりますか?今まで、市は何をしていたんだろうか?と思ってしまいます。

この郷づくりの代議委員として、副区長に役をお願いしましたら、政治的な組織には入れない仕事をしていますから、と断られそうになりました。(その方は国家公務員だったようです。) その時一瞬?と思いました。郷づくりの役員が政治的な一員とは思えないからです。でも、よく考えると、その組織は票集めマシンに変貌することができるのですね。

そして、市の主導で出来上がった小学校区内の郷づくりの組織メンバーには、区長を兼ねている「子育て支援部」の会長が、なんと同じ小学校区内で、(子供が少ないので頼み込んで育成会に参加させてもらった)隣区の子供を、よその区だからということで突然、自分の区から、お金を返して出て行かせる行為を平気で行っているのですから驚きです。

追い出された子供の親には、行事の参加は年三回程度、お金をもってくればできるといい、もちつきなどは育成会行事ではなく、区の行事だから参加させないと云っているのです。区と区の間の大人同士の摩擦で、子供に対して仕打ちをするのは許せないことですが、こんな時に組織という壁を立てにしていますから困ったものです。

それで、追い出された子供たちに、区としてジュニア会なるものをつくって、父母に負担のかからない無用な組織を止めて、協力してくれる隣接の区とともに自由連合子供会構想をその子供たちの母親に話しましたが、どうも大人と子供の気持ちは違うことを教えられました。

つまり、大人はすぐに場所=公民館、予算=お金、だけでなんとかなると思いがちですが、子供にとっては、その拒否された区にはかけがえのない友達がいるから、いくら場所と組織を作って、他の区と一緒に参加させてもらっても、なんの楽しみもないと云っているのです。

民間企業相手では、大人だけを対象としてしっかりした組織?を相手に指導すればいいのですが、行政は大人子供、そして高齢者と様々な人々を対象として取り組まなければなりません。そこに違いがあります。

しかし、いずれも共通しているのは、リーダーが目的を明確にさせ、社員、或いは住民に質の高いモチベーションを持たせることで戦略、戦術を実行することができます。

現代の日本は、もうイデオロギーの時代ではなく、自由に政治に意見が言えて、国民生活にプラスであれば、どの政党でも似たり寄ったりで選べられる自由の環境があります。

だからこそ、自分に都合の良い環境にもって行こうとする為政者は、必ず最後は行き詰まります。そして、国民のために汗を流す為政者は必ず報われるはずですが、行き詰まる人ばかりです。昨今そんな為政者が現れませんね。その点、賛否両論ですが小泉さんはいろいろあったけど良く頑張ったなあと今でも思います。

四月はこんな調子で一日おきに時間は短いですが行政の仕事が入りましたので、五月連休は遊びたいところですが、今年の連休も残念ながら高度なソフト開発の仕上げが残っていますから休みなしです。でも行政の方は、五月から段々慣れるのと、用件も減ってきますから大丈夫みたいです。

マルチ人間にとって、いろんなことがやれるということは幸せで楽しいことです!

充実した日々です。

by  大藪光政

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