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2008年4月

多忙な四月になりました・・・

2007_012

今年の四月は、忙しい四月となりました。それと言うのも、地域住民の区長になったからです。この職は、自治会公民館の館長と連合自治公民館の副館長とが兼務となっており、今年はその公民館の建て替え着工も間近なため、何かと打ち合わせとかで会議があります。

地元にて、今までほとんどそうした事に関しては、本来の仕事などで忙しく、無関心であったわけですが、区長になった以上は、そんなことは許されません。今までは、挨拶も交わさなかった住民から電話が掛かってきたりして色々な用事も飛び出してきます。

もともと硬直化した行政には私としては興味が無く、区長なんぞなりたくなかったのですが、こうした奉仕的な役には、成り手が無く毎年区長の選出は、区の大きな課題でもありました。

『孫子』の翻訳者である村山 孚氏は、「兵の形は水に象る」の解説の中で、「組織はひとたび形成されると、その目的を離れ、組織自身を維持するための動きをはじめる。官僚制度はその端的な例である。組織を形骸化させないためには、無組織の組織こそ理想的なものといえよう。流動的システムなどが強調されだしたのはそのあらわれである。」と記しておられます。

こうした地域住民のための組織も、当初とは違ってだんだんセレモニーのための組織になってしまっているような気がします。色々な行事を次々に行政側から要求してくるのもその現れのような気がします。皆、セレモニーのために駆り出されるのです。そして、行政はセレモニーさえきちんとやっていれば、職務を全うしたと錯覚しているのです。

仕事柄、企業の経営に対してイノベーションをおこなう立場上、ついついこうしたマンネリ化した事なかれ主義を蹴飛ばして、住民に対する真の対話と本質に迫った行動を行おうとしますので、古い慣習になれた方々とは、しばし、ぶつかることも予想されるので、そこは人を動かす「情」というものをよく考えて行動しないと論理だけでは人はついてこないと思う次第です。

四月と言えば、ガソリン税の法律の期限切れの関係で値段が一次的に下がるか否かが問題になっていますが、そうしたものを外せば、概ね昨今は原材料の高騰で食料品から日用品まで値上げ傾向になっています。

得意先からの依頼で開発した、価格カタログ自動製本システム&価格改定システムの連動システムが、今回金属加工メーカーで初めて稼動しました。数百種類の標準品価格が数百件の得意先すべてに対して違う条件下で、見事に能力を発揮しました。今までだと大変な手作業だったそうです。

今までは、何処に頼んでも出来ないと言われていた内容だったそうですが、弊社のこのソフトウェアにより、ゼロックスの複合コピー機を端末として使うことで両面製本印刷を一貫して行うことが可能になったのです。

今年の春からは、こうして二束の草鞋を履いての行動になります。でも、地域の方と色々つながりをもつことも大切であり、面白い発見もありそうです。

区長の報酬は薄謝の金額なので、自由な裁量で取り組んでも文句を言う人はいないという気持ちで取り組みます。もちろん、選出の時、「好き勝手にさせてもらいますから、決して後ろ指は指さないと言う条件で・・・」と言いましたら「いや、後ろ指指すどころか、両手を合わせてお頼みします・・・」という笑いで取り交わしましたから、実は仕事と同じで、やりたいことをやらせてもらえるのなら、報酬なんぞ度外視してでもとことんやってみようという決意があります。

それはどんな仕事でも同じではないでしょうか?

by 大藪光政

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